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第5軍団()は、アメリカ陸軍の軍団の一つ。 == 概要 == 2013年に閉隊されるまで、軍団はアメリカ欧州陸軍/第7軍の唯一の実戦部隊として、ドイツ・ハイデルベルクに司令部を置いていた。 第5軍団は、ポトマック軍(Army of the Potomac)の隷下に、1862年5月18日に創設された。この時期、ポトマック軍は半島方面作戦に参加しており、軍団もこれに加わった。軍団はまた、有名な七日間の戦いにも参加した。軍団は1865年6月28日に解隊された。その後、軍団は米西戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦を歴戦し、第二次大戦末期にはノルマンディー上陸作戦に参加してオマハ・ビーチに上陸した。 戦後、軍団は1946年まで占領業務に従事したのち帰国したが、1951年6月には再びドイツに派遣された。冷戦期間中、第5軍団は第7軍団とともに第7軍の主力部隊となり、フルダ渓谷の防衛にあたった。この期間中、第5軍団の隷下には、第1歩兵師団・第1機甲師団の2個師団が配属されていた。 第5軍団の隷下部隊は湾岸戦争に参加したものの、軍団としての参加はなされなかった。湾岸戦争後、第7軍団がそのままアメリカ本土に帰還したことにより、第5軍団は第7軍隷下の唯一の実戦部隊となった。1990年代、由緒ある部隊である第173空挺旅団が再編成され、軍団に配属された。 米軍再編において、第5軍団の主力部隊であった第1歩兵師団と第1機甲師団はヨーロッパを去ることとなり〔なお、第1歩兵師団は統合戦力軍に配属替えされたが、第1機甲師団は、アメリカ本土に駐屯しているものの、指揮系統上は、第5軍団の隷下にあった。〕これら2個師団のかわりに第2騎兵連隊(ストライカー旅団戦闘団)と第12戦闘航空旅団が配属された。これにより、第5軍団の戦力はかなり削減されたことから、第5軍団としての組織を解体して、これらの旅団級部隊は欧州陸軍(第7軍)の直轄下とすることも検討された。しかし一時期、第5軍団の隷下には、さらに2個の重旅団戦闘団(第170歩兵旅団および第172歩兵旅団)が配属され、第5軍団は、2個重旅団戦闘団と1個ストライカー旅団戦闘団、1個歩兵旅団戦闘団から編成されていた。最終的に2013年6月12日に閉隊された〔http://www.eur.army.mil/news/2013/20130612_V-Corps_inactivation.html〕 。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第5軍団 (アメリカ軍)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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